パワーストーン、天然石の意味・伝承・種類のミニ図鑑

アクアマリン幸せな結婚


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アクアマリンは、『幸せな結婚』というキーワードから、近年非常に人気の高いパワーストーンのひとつです。

身につけると、まるで穏やかな海に身をゆだねているような、清らかな癒しのエネルギーで満たしてくれます。

それは、海がすべての生命の源であるからでしょうか。
母なる存在の海は、私たち生命にやすらぎと穏やかな癒しをもたらしてくれるようです。

海のような癒しをもたらしてくれるため、周りの人に対しても優しく穏やかな気持ちで接することができるようになるなど、コミュニケーション能力をUPしてくれるといわれています。

また、人と人を調和させるパワーも持ちますので、仲違いしている夫婦や恋人には、仲直りのキッカケをそっと与えてくれるでしょう。

アクアマリンは別名『天使の石』と呼ばれ、美しい若さと幸せな喜びを象徴するともいわれています。

『幸せな結婚』を象徴するとともに子宝に恵まれる石とされていますので、結婚を控えている人への贈りものとしても喜ばれるでしょう。

また、その名のとおり海とのかかわりも深く、船乗りたちの間では航海安全や豊漁のお守りとして大切にされてきました。

海だけではなく、旅行などにも身につけていくと不慮の事故や災害から身を守ってくれるでしょう。

また、アクアマリンはエメラルドと同じ"ベリル"ファミリー。
高貴な緑色が印象的なエメラルド。
甘いピンクのモルガナイト。
さわやかな黄色のヘリオドール。
純粋な無色の透明感のゴシュナイト。
非常に希少な赤色のレッドベリル。

その春の色世界を思わせる色彩は見る人を幸せな気持ちにさせるパワーに満ちています。

夜になるといっそう輝きを増すため、『夜の女王』と呼ばれることもあるアクアマリン

その特性から『人生の壁や暗闇に迷った時、新たな希望の光をもたらす』といわれています。

身につけることにより、これから進む人生の航海に希望の光で持ち主を守ってくれるでしょう。

○●○アクアマリン 石物語・伝説・言いつたえ○●○
アクアマリンという名はラテン語で"水"を意味する『アクア』、"海"を意味する『マリン』から由来しています。
呼び名のままの、穏やかで美しい海のような宝石です。
近年、『幸せな結婚を象徴する石』として、女性からの人気が非常に高まってきている石です。

その魅力は、フランス王妃"マリーアントワネット"がダイヤとともに愛してやまなかった宝石であると伝えられているほど。

ロウソクなどの夜の照明の中で、とりわけ美しく輝くことから中世ヨーロッパでは夜会用の宝石「夜の女王」としても好まれていました。

また、"月の光を受けて輝く"という幻想的な特性を持つ宝石であるため、別名「人魚石」とも呼ばれることがあるそうです。

神話では『海の精の宝物が浜へと打ち上げられ宝石になった』とされるアクアマリン

美しい海をちいさな石に閉じ込めたような、広く深い世界を感じさせる宝石ですね。

古代ローマでは、月の女神『ディアナ』の石とされています。
『ディアナ』は太陽神"アポロン"の妹であり、勇敢で活動的な女神であったと伝えられています。

そんなさわやかな女神のイメージどおり、深い透明感のブルーは、どこか凛とした雰囲気を感じさせます。


○●○アクアマリンのヒーリングパワー○●○
目の不調の改善や、視力回復に効果があるとされています。リンパ腺などの病気の治療にも使用されたほか、歯の強化にも利用されたと伝えられています。


○●○アクアマリンの色・品質○●○
ブルーが濃い程、アクアマリンとしての価値が評価されます。
しかし市場に出回っているほとんどのアクアマリンには、エンハンスメント(品質改良)が施されています。

400℃の加熱で、余分な色のない澄んだ青色になり、そしていったん青色になったものは変色しないという特性があります。
また、アクアマリンの最高級品(サンタマリア・アフリカーナ)は、アクアオーラに似た色合いをもち、そのエネルギーもアクアオーラに酷似した特性をもつといわれます。


○●○アクアマリンの浄化・お手入れ○●○
アクアマリンは、硬度が高く耐久性に優れています。
比較的、傷もつきにくいので気軽にアクセサリーとして身につけることができる宝石です。
クラスターやセージはもちろん、流水での浄化も適しています。
太陽光で浄化の場合は、午前中のほうがよいでしょう。
ですが、高価な宝石タイプのアクアマリンは、月光で浄化してください。


○●○アクアマリンの主要産地○●○
主にブラジル、ロシア(ウラル地方)、ナイジェリア、マダガスカル、パキスタン、インドから産出します。

特に、1991年に産出がスタートしたアフリカのモザンビークは色の濃い良質なアクアマリン産出されることで有名です。

『サンタマリア・アフリカーナ』という称号が与えられるほどの美しさで、世界中から賞賛されています。

大産地としては、ブラジルのミナス・ジェイラス州です。
243ポンド(約110kg!)という大きな原石が発掘されており、 アクアマリンはブラジルのシンボル石とまでなっています。

また、カットされたアクアマリンで、最も大きい物は『ドム・ペドロ』と呼ばれる、なんと26kgという巨大な結晶です。

これは1992年にイーダーオーバーシュタインでムンスタイナーによってカットされたものだそうです。


○●○鉱物学○●○
アクアマリンは、エメラルドと同じ《ベリル》ファミリー。
(ベリルに関しては、下記に記載してあります。)

美しいブルーは、内部に含有される微量(0.5~2%)な鉄分に起因しています。

同じベリルファミリーでありながらアクアマリンとエメラルドはとても対照的です。

エメラルドは包有物(内包されたひびや傷)が多いのに対し、 アクアマリンはほとんど無傷のまま、しかもかなり大きな結晶で産出します。

アクアマリンはペグマタイトや花崗岩、一部の広域変成岩中に生成し、六方晶系に属する長柱状結晶体や短柱状結晶体などで発見されます。

産出される原石のほとんどが、緑色味を帯びたブルーのため、エンハンスメント(品質改良)が施されています。

良質の宝石用アクアマリンは、傷のない縦に条線をもつ結晶。
美しいブルーをさらに濃く見せるため、手前にテーブルがくるように、カットされることが多いようです。

そして稀に成長線が多くある場合、カットによりキャッツアイ効果をはじめ、スター効果をもつアステリズムの可能性があるとされます。

また、見る角度によって無色や青色を示す『二色性』も持つともいわれています。

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